「オーストラリア移住。言えなかった本当の理由。」


こんばんは、鈴木和代です。

実は私には、10年以上も引きずっている〝持病〟がある。

その症状は様々で、一般的には自律神経失調症とか、慢性疲労症候群とか言われているもの。

でも時にその病気は、お医者様がわかり得る病名の中にヒットするものがなく、諸々の検査で異常がない時の逃げ道にもなっているもの。

私の場合だと、一番きついのは夕方。

体力がなくなってくると、一気に疲労感と倦怠感が現れ、耳すら下界からの情報を得る機能を遮断したがる。

はじめにこの病気を認識したのは今から10年ほど前。

当時の職場である百貨店の現場で、夕方17時を過ぎたくらいから耳がこもるようになった。

帰りの電車で立っていられずに倒れたり、休日には食材を買いに行ったスーパーで貧血のような症状に見舞われたり。

その当時、責任あるポジションで忙しく働いていた私。

病気とは思わず、単なる疲れと思っていた。

というか安易に休むことはできないし、周りのみんなだっても忙しくしているし。

「疲れて体調悪い」というのは、販売員、とりわけ店長レベル以上の間のポジションのスタッフの間では常識だったから、「そんなもんだろ、大人なんて」って思ってた。

でも、どれだけ寝ても休んでも、一向に治らない。

逆に酷くなる一方。

そしてやっと病院に行って血液検査をしたものの、結果は「異常なし」だった。

そんな毎日をなんとな~く過ごし、そんな生活にもだんだんと慣れて来て。

たまに、それでもどうしてもしんどい時には、違う病院に駆け込んで調べるものの、どこへ行っても「異常なし!」

「もしかして、自分は単なる”怠け病”?」と、思い始めた。




それに拍車をかけ、弟の賢一が超重病にかかり、死んだ。

あれはもう8年前のこと。

彼が苦しい中でも精一杯生きようと頑張っている姿を見ていたから、「私の症状なんて、ホント大したことない」って思っていた。

だから、比較的体調がいい日には無理やり運動をしたりして「ほら、できるじゃん!」って本当の自分の身体の状態を見て見ぬふりをした。

だけど、症状はどんどん悪くなり、辛さを感じることも多くなった。

極度に冷えを感じたり、異常に暑かったり、貧血のようなめまいが続いたり。

そして、常に頭痛や倦怠感を抱え、自然と目が閉じてくる。

その上、耳鳴り、呼吸が苦しい、耳がぼーっとして水の中にいるような感じ、時々の目の痙攣、生理不順、、、

思い出せる限り、ざっとこんな感じ。

でも、食事は普通に取れるし、見た目は元気。

肌も荒れないし、逆に「肌が綺麗」とかって言われてしまう。

私もつい嘘をついて、「いつもちょー元気!」と言って、ガハハと笑っていた。

仕事柄、幸いにも休みは不定休だったから、アフターファイブにディナーに誘われることも少なかった。でも、誘われたら「ランチかお茶」って逃げていた。

正直に言うと、あの時の私は、仕事が終わったら一刻も早く横になりたかった。

友人の皆様、嘘をついていてごめんなさい。

そうやってこの症状と付き合いながら、死ぬまでこの症状とともに生きていくんだ、と半ば諦めていた折に、奇跡的にも素晴らしい「医師」と、「呼吸法の先生」に出会った。

その医師は、自らが同様の症状になったことをきっかけに、通常の(その辺によくいるって言ったら皮肉かな…笑)医師のやっている「勉強通りの対処法」ではなく、日常生活、とりわけ食事などの栄養療法を研究して実践し、その症状を完治させた。

アメリカではそう言った栄養医学的なところは先進的だけど、日本ではまだまだそういう診察に目を向けて実践している医師は比較的少なく、保険治療外だから、めっちゃ高い。

でも「最後の望みにかける!」と思って初診を受けた。

これまでの検査とは、大違いだった。

検査体はアメリカに送るため、結果が出るまで時間もかかったが、本当の「結果」がそこにあった。

そしてわかったのは、亜鉛とマグネシウムが私には欠乏しているということ。

特に亜鉛は、もともと作り出せない身体であるという事実。

今の自分の不調の「原因」がわかっただけで、本当に救われた。

そして、普通の医師なら言わないような言葉をかけてくれた。

「必ず良くなるから、一緒に頑張りましょう」

長いこと辛かったけど、途端に「私って運がいい!」、、、、とても興奮した。

それから、、、あと少しで一年。

食事を変え、身体に必要で且つ薬でないサプリメントで、安全で自然な生活を心がけた。

以前より夕方以降にも動けるようになり、完治ではないが、身体は確実に変化してきている。

そして、今実践しているもう一つの生活習慣、それが「呼吸法」。

はじめは、趣味で座禅を組んで瞑想して、、、ってところから入った。

普段から呼吸の浅さには自覚もあったし、焦る癖、早口の癖にも引っかかるところがあったから、ゆっくり呼吸をしてリラックスしたいと思い、なんとなく始めた。

徐々に、「これは私に必要かも」と思い出した。

きちんと習いたいと思い、「ZEN呼吸法」として理論を確立している先生の元へ行ってみた。

そこには、いつも超元気いっぱいで「毎日楽しすぎて生きてることに感謝しかしていない」と言う先生がいた。

でもその先生、私とほとんど同じ症状(それ以上)を、やはり10年以上患っていて「地獄の毎日(本人談)」だったそう。

それを呼吸法で改善し、全ての症状がなくなり、今は健康そのもの、だそうだ。

やることは簡単。

正しい姿勢で、ゆっくり呼吸をする。

それだけ。

ポイントは、「正しい」姿勢と、「ゆっくり」呼吸する、と言う部分。

先生に惹かれ、憧れ、私もそうなりたい!と言う久々の欲が後押しをし、毎朝毎晩、座禅を組んで呼吸した。

始めて2ヶ月半。

夫が「かず、なんかいい感じだね」と言うようになり、先に羅列した症状がどんどん改善されつつあると実感している。

そんな私の病歴。

おかげで、こういう、いわゆる「不定愁訴」とか「未病」とか「現代病」とかいう病気に対する持論が出来上がり、今では少しでも友人が不調を訴えていたらオススメしちゃってる。

押し付けはしない。

人それぞれ、だし、選択するのは自分の責任、だからね。

そして。

今回のオーストラリア行きとの関連は、二つある。

一つは、物理的に日本の土壌よりオーストラリアの土壌の方が私に合っているとわかったから。

もう一つは、自分の身体ときちんと向き合った結果、どうしたいかが見えてきたから。

オーストラリア行きを検討していることを先生に話した診察日。

私の主治医が、こう言った。

「日本人がオーストラリアで生活したら、溜まった毒素は綺麗になるよ。」

実は日本で暮らす多くの人の身体には毒素がたくさん溜まっているとのこと。

そしてそれは、検査結果でも確実に現れているらしい。(例の、私がアメリカに検査体を送る時に受けた検査)

そして、オーストラリアの土壌はクリーンだから、日本人が知らないうちに食べ物によって溜めてしまっている毒素なんて検出されないんだという。

でも、一般的な日本人の身体には、そうした毒素への免疫が備わっている。

普段から排泄機能や回復機能が備わっている人は、自己免疫できちんと健康的に生活ができるらしい。

ただ、私のように先天的に必要物質が作れない体質の場合は、それが困難になる。

先生はさらに、こう言った。

「君の身体には、とても適している国だよ。」

信頼している人の言葉は、簡単に刺さった。

そして、私の心はますますオーストラリアにまっしぐらになった。

この私の決断が、夫の後押しにもなったようだった。

夫自身、自分の人生を「私のために」と、考えてくれたことにも感謝している。

私たち夫婦は、オーストラリアへ行くことを決めた。

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