夢を叶えたい自分と、夢を叶えたくない本当の自分


ライフスタイルというものを意識したのは、大学生の時に初めてハワイに行った時だったと思う。

それまではスポーツや仕事、学問についても、アマチュアかプロ、そのどちらかしか存在せず、存在する意義はあまりないと思っていた。

厳しかった高校サッカー部の日々を卒業し、それなりの充実感と虚脱感の両方を抱えていたその頃の僕は、これからどんな自分を目指すべきか、悩んでいた。

そんな時にふと、ハワイに行くならサーフィンをしてみたいと思った。

正直、泳ぐのは苦手で(今でもクロールは微妙)、塩がベタベタするのも嫌だし、何より華奢な自分の体にコンプレックスを持っていた自分が、海でサーフィンををしたいなんて、これまでは思わなかった。

でも、どこかで新しい違う世界を求めていたんだと思う。

そして、初めてのハワイ。

ワイキキのカヌーズというポイントで、ローカルのビーチボーイに教わって初めてのサーフィン。

当時で確か、1時間15ドルくらい。

ボードの持ち方、漕ぎ方、立ち方を軽く教わって、すぐに海へ。

本物のハワイアンであるゴツいビーチボーイにボードを後ろから押され、

何気にパワーのあるワイキキの波で、すぐに立つことができた。

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時間にして、多分5秒くらい。

でもその時に見た景色、ボードが波に押されて進んでいく感覚は、とても気持ち良かった。

すっかり夢中になった僕は、早速中古のボードを探してもらい、日本に帰ってからも海に通うようになった。

サーフィンを始めて約17年くらいになるけど、正直あんまり上手くはなってません。

でも、良い波を見て興奮する気持ち、海に入った時の爽快感は以前よりも増している気がする。

これまでロングボードを持って、これまでハワイ、オーストラリア、タイにも一人旅にも出掛けた。

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日本でも鎌倉や茅ヶ崎に住みながら、伊豆や奄美大島、福島、千葉、茨城、思えばいろんなところの海を楽しませてもらってきた。

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台風の日の逗子、ビビりながら入ったシドニー、友達と勢いでチャレンジした大波の七里ヶ浜、結構危ない目にもあってきたけど、今思えばいい思い出。

サーフィンを始めてから、”海がある生活”に憧れを抱くようになった。

それまではスポーツだったサーフィンが、

ライフスタイルとしてのサーフィンになった。

そして、サーフィンだけでなく、シュノーケルやSUP、ボディボードやボディサーフィン、

海だけでなく山や川、自然そのものへの興味も大きくなった。IMG_0357.JPG

いつしか自分にとって海は、なくてはならないものになっていた。

身近に海のある生活。

それを突き詰めたい自分と、現実的なことに捉われて踏み出せない自分。

ハワイやオーストラリア、ニュージーランドに住みながら、仕事をして海のそばで生活することを、これまでにもチャレンジしたことはあった。

でもどこかで、現実的な可能性を見出せないことを理由に、諦めてしまっていた。

と、思っていた。

でも、改めて振り返ると、”実現できない理由”を探して、自分を納得させようとしていたようにも思う。

”夢を叶えない”ために、今ある自分を手放さないために、できない理由を探していたのかもしれない。

特に専門的なスキルも知識もない、会社勤めの一般的なサラリーマンである僕が、

そんな憧れのライフスタイルを実現できるはずはない。

だから、今のままのライフスタイルを続ける。

その選択は、自分自身が選んでいたものだった。

夢を叶えないという選択を、僕は自分自身でしていた。

でも、そんなできない理由を探すよりも、できることを積み重ねて、諦めずに近づいていきたい。

一足跳びには難しくても、好きな場所に住んで、自分とかずにとって一番気持ちの良いライフスタイルを送れるように、チャレンジしていく。

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